兵庫県の北西部、但馬地方にある湯村温泉は、季節を問わず風光明媚な景色が楽しめる温泉として国内外から人気を集めています。同じ兵庫県にある城崎温泉や有馬温泉などと比べると規模が小さいので何もないと思われがちですが、いったいどんな楽しみ方があるのでしょう?インスタ映えスポットなどとあわせてご紹介します!

温泉にゆっくり浸かって、普段の疲れをリフレッシュしたいですね♪
湯村温泉は何もない?何があるか解説!


湯村温泉には何もないなんてとんでもない!実は湯村温泉には公式観光サイトがあって、成り立ちやモデルコース、観光スポットなどを紹介してくれているんです。
冒頭にもお伝えした通り、湯村温泉があるのは兵庫県北西部の鳥取県と接する地域。年間を通して多雨多湿で、特に冬場は積雪が多く、豪雪地帯にも指定されています。
ということはスキー場からもほど近いということ。周辺にはハチ北スキー場や氷ノ山スキー場など、関西有数のスキー場がたくさんあります。冬場はスキーと温泉を一気に楽しめるので、レジャースポットとしてもかなり魅力的ですね!
温泉施設の中でおすすめしたいのがリフレッシュパークゆむら。日帰りの温泉施設で自然の中に位置しているのですが、屋外には水着で入れる混浴露天風呂があるんです!家族みんなで一緒に露天風呂を楽しめるし、お子さんはプール気分で楽しく温泉に入れるので楽しい思い出になること間違いなし!なんと、室内温水プールもそれはそれで準備されています。
露天風呂は自然の中に位置しているので、大きな滝が流れ落ちるダイナミックな滝風呂や、洞窟の中で外の景色を楽しみながら入る洞窟風呂など種類も様々。普段とは一風変わった温泉を、ぜひ皆さんで楽しんでみてください。
施設内にはレストランも併設されていて、但馬牛など美味しいグルメを楽しむこともできます。日帰りで利用される方は、ここで食事まで済ませられるのはありがたいですね。
泊まるところもたくさんあって、老舗旅館の朝野屋に大江戸温泉物語の傘下に入った三好屋、温泉付きの民宿にペット用の休憩施設なんてものまで!宿泊の時間が取れそうな方は、温泉に入ってから宿でゆったり寛ぐのも素敵です。
湯村温泉の宿を楽天トラベルでチェックする湯村温泉の楽しみ方!インスタ映えスポットも紹介


湯村温泉の中でも一押しが、荒湯でつくる茹で卵です。荒湯というのは湯村温泉の源泉で、その温度は98度。この源泉が湯村温泉の街中に流れていて、高温の温泉を利用して卵や野菜などを茹でることができるんです!もくもくと湯気が立ち上る中、できたての茹で卵をほおばるのは最高ですよ♪ぜひ動画撮影もして思い出に残しましょう。
卵や野菜はすぐ近くの売店に売っています。お土産も同じ場所で売られているので、茹で上がるまでの待ち時間でお土産を物色するのも楽しそうです。おすすめは、但馬地方の名産である栃餅。香ばしいモチっとした生地の中にあんこが入っていて、世代を問わず喜ばれるお土産です。ショッピングに熱中しすぎて、卵を茹でていることを忘れないように注意しましょうね(笑)。
また、湯村温泉の中心には川が流れているのですが、川沿いで足湯を楽しむこともできます。なんとこの足湯も天然かけ流し。目の前の川にはコイが泳いでいたりもするので、川の流れやコイが泳ぐのをのんびり眺めながら足湯に浸かれば、体もぽかぽか・気分もリフレッシュすることでしょう。



荒湯と足湯はすぐ近くにあるので、どちらも一気に楽しんでゆっくりできますよ。
川には温泉橋という橋がかかっているのですが、この橋がまたレトロでおしゃれ。橋のたもとで写真を撮るだけでも、風情のある出来に仕上がります。
街から少し坂を上がったところには「正福寺」というお寺や「八幡神社」という神社も建っています。どちらも春先は桜がとても綺麗なので、インスタ映えスポットとしてもぴったり。特に正福寺は、町指定の天然記念物であるナラヤエザクラの変種があって、牡丹のように花びらが幾重にも重なったとても華やかな桜を見ることができます。
湯村温泉と城崎温泉どっちがおすすめ?
湯村温泉の近くには、同じく兵庫県有数の温泉地である城崎温泉もあります。どちらがおすすめか気になるところだと思いますが、それぞれに違った良さがあるのでぜひシチュエーションによって選んでみてください。
<湯村温泉の特徴>
・街全体がこじんまりとしている
・子どもやお年寄りがいても動きやすい
・スキー場が近い
<城崎温泉の特徴>
・一大観光地
・食べ歩きスポットや旅館がいっぱい
・湯めぐりをできるのが大きな特色
となると、どんな人がおすすめかというと
- 日帰り~1泊2日で楽しみたい人、お子様連れでレジャーも楽しみたい人、スキーと一緒に楽しみたい人・・・湯村温泉
- 食べ歩きや湯めぐりなども一緒に楽しみたい人、1泊2日以上で長めに滞在したい人・・・城崎温泉
ということになるのかなと思います。
それぞれ楽しみたいポイントは違うでしょうし、同じ人でも時と場合によって訪れたいスポットが変わるもの。ぜひどちらも楽しんで、兵庫県の温泉を満喫してくださいね♪
まとめ
今回、こちらの記事では湯村温泉の楽しみ方やインスタ映えスポットなどをお伝えしました。
- 湯村温泉には混浴露天風呂があるリフレッシュパークゆむらなど、家族で楽しめるスポットがたくさん!
- 荒湯では野菜や卵を蒸気で蒸して食べられます。すぐ脇には足湯もあって癒されます!
- 湯気がもくもく上がる荒湯に、桜の季節はナラヤエザクラなどインスタ映えスポットも数多くあります。
- 近くにある城崎温泉ともまた違った楽しみ方ができますよ。
自然の中にある立地を生かして、四季折々の景色を肌で感じられるのが湯村温泉のいいところだと思います。冬はスキーができるくらいの雪景色が、春先は美しい桜が私たちの目を楽しませてくれます。私が行ったのはゴールデンウイークの時期でしたが、目に優しい新緑に癒されつつ、心地よい風に当たりながら足湯や温泉を満喫できたので充実した時間を過ごすことができましたよ。
温泉に入って穏やかな一日を過ごしたい方は、ぜひ但馬周辺まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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