兵庫県北部、但馬地方にある但馬高原植物園では自然散策からグルメ、お土産まで但馬の魅力を一挙に楽しむことができます。滞在時間はどれくらいになるのでしょうか?どんな楽しみ方があるの?実際に訪れて楽しんできましたのでレビューしたいと思います!

2025年5月(ゴールデンウイーク)に訪問した際のレポートです。


但馬高原植物園の滞在時間はどれぐらい?


但馬高原植物園ですが、食事と散策を含めるとトータルで2時間くらいでした。ただ、園内で食事もしましたしゴールデンウイークでレストランでの待ち時間が20分ほどあったので、かなり時間がかかった方ではないかと思います。
園内の散策だけであればさっくり済ませれば最短30分程度で回り切れるのではないでしょうか。ただ、せっかく入園したからには目玉である和池の大カツラを見たり園内のベンチでゆっくりしたりと、但馬高原植物園ならではの体験をたくさんしていただきたいところです。最低限のものだけ急いで見て回るというよりは、目についた場所に寄り道するようなゆったりとした時間の過ごし方が似合う場所です。
但馬高原植物園の楽しみ方は?
それでは、但馬高原植物園では実際にどんな楽しみ方ができるのでしょうか?筆者が実際に訪れた体験レポを元に、楽しめるポイントを見ていきましょう。
駐車場やガイドマップなどが手厚い◎
但馬高原植物園は来園者のための駐車場があり、ドライブにぴったり。植物園の入り口からもすぐなのでアクセスは良好です。
植物園の入り口で料金を支払うと、ハート形のシールをもらえます。これがそのまま入館証となるわけ。デザインもかわいいので、いい記念になりますよ。
シールと一緒に園内のガイドマップももらえます。大カツラへの順路や、その季節に見られる草花も写真付きで紹介されているのでとても参考になります!順路もほとんどが一本道なので分かりやすいです。



入園者に向けた手厚いサービスが嬉しいですね♪
植物園のシンボル!和池の大カツラ


但馬高原植物園内にあるのが「和池の大カツラ」と呼ばれる大きな桂の樹。なんと樹齢は1,000年以上あるんです!あまりにも樹齢が長いので、正確な年数が分からないのだとか…途方もない話ですね。樹齢1,000年以上の樹というと屋久島など特別な場所にあるイメージですが、関西の植物園で見ることができるなんて貴重です。
樹の幅は東西10m、南北16mと非常に広大。高さもおよそ10mと非常にスケールの大きい樹です。周辺では写真も自由に撮れますので、ぜひ大カツラの巨大さを体感してみてください!樹のすぐ下に立つのではなく、ちょっと離れたところから撮るようにすると周囲の自然風景や手前を流れる川も一緒に写真に収めることができますよ。
また、この大カツラの森は但馬地方を流れる高坂川の源流にもなっています。ここでの湧き水は販売もされていて、20Lで100円というお手頃な値段ですので山の恵みを持ち帰るのはいかがでしょうか。購入される方は、タンクを持参する必要がありますのでお忘れなく。
季節折々の自然が楽しめる
このほかにも、但馬高原植物園では季節の草花や鳥、虫などの生き物たちの姿を見ることができます。私が訪れたのは5月初旬だったので、麗らかなクリスマスローズや繊細な美しさのカタバミの花など美しい花々をたくさん見つけることができました。
また、園内にはメジロがたくさん飛んでいました。小鳥のさえずりを聞きながらゆったりと園内を見て回るのはとてもリラックスできましたよ。
園内のベンチでほっと一息


園内には各所にベンチが置かれています。けして狭くはない敷地ですが、歩き疲れたらベンチに座ってゆっくりするのもまた楽しみ方の一つ。私が行った日も、お子様連れのグループが写真を撮るなどして楽しそうに過ごしていました。敷地には芝生が広がっているスペースもあるので、小さなお子さんにとっては広い公園感覚で楽しいんでしょうね。
また、後に紹介するレストランではお食事がテイクアウト容器で提供されるので、過ごしやすい気温の日は外のベンチで食事を楽しむのも良さそうです。
但馬のグルメを堪能できるお料理メニュー
園内にはレストランも併設されているのですが、ここのメニューが非常に豊富で食べ応えがあるんです!
私が頼んだのは但馬牛を使ったビビンバ丼。お値段も但馬牛メニューを使ったメニューの中ではかなりお手頃でした。このビビンバ丼、写真で見るよりもお肉の比率が大きく、しかも使われているお肉が厚切でとても美味しかったので「逆メニュー詐欺!?」と驚いてしまうくらいでした笑。
他にも但馬牛コロッケとオマールエビコロッケのお弁当や、但馬牛の牛すじ煮込みカレー等、お手軽に但馬牛をはじめとしたご当地食材を楽しめる高コスパメニューがたくさん揃っています。ぜひお昼時に訪れて、ランチも一緒に楽しんでくださいね。
なお、2025年6月10日からは通常のランチメニューを中止して、テイクアウト専門レストランとしてオープンするとのことです。メニューも「名物 オシャカワ小腹ランチ」として、但馬玄シャリアピンステーキやホルモン焼きなどが新しく仲間入りするとのこと。リニューアルされたメニューにも期待したいですね!
このほか、ホームページを見ているとハロウィンイベントやウエディングフォトなど若い世代やお子様連れに向けた季節のイベントもたくさん実施しているみたい。四季折々のお花と合わせて、楽しみにしたいコンテンツです。
但馬高原植物園は犬(ペット)OK?
そんな但馬高原植物園ですが、ペットと一緒に入園できるのも魅力の一つ。ペットは1匹につき300円で一緒に入園することができます。もちろん園内はどこでも写真が撮れるので、大事なペットと一緒に写真を撮って思い出を残すのにもいい場所だと思います。
私が行った日も、ワンちゃんを散歩させている方を何組も見かけました。自然いっぱいの中で散歩ができて、ワンちゃんも傍目に分かるくらい楽しそうにしているのが印象的でしたよ。
ちなみにホームページにはワンちゃんの写真が使われていますが、ホームページには「ペット」と記載されていますのでおそらくネコちゃんその他でも入園できるのではと思います。詳細が気になる方は、但馬高原植物園へ問い合わせてみましょう。
但馬高原植物園概要・アクセス方法
名称 | たじま高原植物園 |
営業時間 | 9:00〜17:00 (レストランは11:00〜15:00、ティータイムは10:00〜17:00) |
営業期間 | 【植物園】 4月〜11月は無休 12月~3月末まで冬季閉園 【レストラン】 4月〜11月は無休 12月~3月は木曜日定休(祝日営業)※要予約 |
料金 | 大人:500円 / 高校生:400円 / 小中学生:100円 *駐車料金は無料 |
アクセス | 【自動車の場合】 北近畿自動車道 八鹿氷ノ山ICから国道9号線を鳥取方面へ→兎和野口交差点を左折 【公共交通機関の場合】 JR八鹿駅から全但バス「ハチ北口」で下車 |
公式サイト | https://tajima-garden.jp/ |
まとめ
今回は、但馬高原植物園の見どころや滞在時間について、実際に訪れた体験談を交えながらご紹介しました。
- 園内での散策時間は最短30分~最大2時間程度(レストランでの待ち時間も含む)。時間に余裕をもってゆっくり回るのがおすすめです。
- 無料駐車場あり◎
- 見どころは和池の大カツラ。他にも四季折々の草花が楽しめます。
- 併設のレストランでは但馬牛をはじめとした地元グルメが高コスパで楽しめてお得!
- ペットを連れての入園もOK。
自然に囲まれた中で時間を過ごしているだけで、気分はリラックス。四季折々の草花や生き物を楽しめるのも魅力です。そこに美味しいグルメまで付いているのですから、充実した1日を過ごせるのは間違いないですね!
皆さんもぜひ、関西のおでかけスポットの1つとして候補に加えてみてください。
車を30分ほど走らせると湯村温泉も


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