みなさん、「角川武蔵野ミュージアム」という本の博物館をご存じですか?世界的建築家の隈研吾(くまけんご)氏が建設した独創的な外観が有名ですよね。
こちらの博物館は埼玉県所沢市にあり、都内から電車で約一時間で訪れることができます。さまざまな本のジャンルが揃えらえているので、本好きの方にはたまらないスポットです。
しかし、人によっては「専門的すぎてつまらなかった」、「料金が高い」など、不満に思う人もいるようです。本当のところはどうなのでしょうか?今回は角川武蔵野ミュージアムはつまらないと評判?楽しみ方を紹介【体験談】について、ご紹介しようと思います!
角川武蔵野ミュージアムはつまらないと言われる理由は?

角川武蔵野ミュージアムがつまらないと言われる理由にはどんなものがあるのでしょうか?一つずつご紹介していこうと思います。
料金が高い?
人によっては展示内容に比べて入場料が高いと感じる方がいるようです。本の展示だけでなく、期間限定のプロジェクションマッピングの展示が含まれているチケットは、他の博物館と比べると料金が高く設定されています。
ただ、通常のスタンダードチケットはお手頃価格で十分展示を楽しめる内容となっています。初めて訪れる方は通常チケットを購入するのがいいでしょう。
【チケット料金】
スタンダードチケット(本棚劇場含む) | 1,400円(一般)1,200円(中高生)1,000円(小学生) |
平日1Dayパス(本棚劇場、特別展含む) | 3,300円(一般)2,800円(中高生)2,000円(小学生) |
土日1Dayパス(本棚劇場、特別展含む) | 3,700円(一般)3,100円(中高生)2,300円(小学生) |
漫画・ラノベ館(本棚劇場除く) | 600円(一般)300円(中高生)200円(小学生) |
館内の展示が見づらい
館内の展示が複雑で何から見ればいいのかわからない、という理由からつまらないと思う人もいるようです。角川武蔵野ミュージアムは5階建てであり、主に4階がメインの展示エリアになっています。中に入ると、本の種類によって分類されていますが、その区分が曖昧で少し見づらい印象があるようです。
ただ、入口近くには常駐スタッフがおり、展示内容がよくわからないという方もすぐに相談できるようになっています。他の図書館と同様に、司書の資格を持ったスタッフがいるので、展示内容について詳しく教えてくれると思います。
本好きでないと楽しめない
角川武蔵野ミュージアムには、普通の本屋さんや図書館では見ることができないような本も見ることができます。専門的な本も展示されているため、普段からあまり本を読まない方には馴染みがないかもしれません。ほとんどの展示が「本」なので、一部の人は退屈に思ってしまう可能性もあります。
ただ、「本棚劇場」やマンガ・ラノベ館など、本に馴染みがない方も楽しめるコンテンツも用意されています。プロジェクションマッピングと本が連動したパフォーマンスは、他では見られない面白さがあります。また、一階にはマンガとラノベが読み放題のエリアがあり、一日中飽きずに過ごすことができます。本以外にも楽しめるコンテンツが多いため、一度遊びに行ってみるのはいかがでしょうか?
展示テーマが広すぎる
展示テーマが広すぎて、困惑してしまう人もいるようです。確かに専門的な本だけでなく、マンガや絵画など、展示内容は幅広いです。しかし、展示の見る順番は決まっており、スタッフがわかりやすく案内してくれます。
チケットも見たい展示内容ごとに料金が分かれているので、事前に指定することもできます。初めて訪れる方には、本棚劇場とメインエリアが含まれているスタンダードチケットがおすすめです。このチケットだけでも、一日過ごせてしまうような満足感のある展示内容になっています。
角川武蔵野ミュージアムの楽しみ方【体験談】

私も実際に角川武蔵野ミュージアムへ行ってきました!本棚劇場が見たかったので、スタンダードチケットで訪れました。初めての方は、特にこのチケットが最適だと思います。
まずは角川武蔵野ミュージアムの外観を楽しみましょう。あの有名な建築家「隈研吾」が建築した外観は、まるで隕石のような異質な形をしています。夜はライトアップされるので、より幻想的な雰囲気に包まれます。ミュージアムに訪れたら、ぜひ写真撮影するのがおすすめです。

建物の中に入ると、さまざまなジャンルの本を椅子に座ってゆっくり読むことができます。本棚劇場も20分毎に行われるので、見そびれることもありません。初めてこのプログラムを見ましたが、本とプロジェクションマッピングが見事にマッチしていてとても見ごたえがありました!このプログラムは絶対見た方がいいと思います。

建物にはグッズショップやカフェもあるので、歩き疲れた時に一息つける場所も用意されています。オリジナルグッズや西洋絵画にちなんだグッズなど、お土産に最適な品揃えでした。私もお菓子や本を自分用で、つい買ってしまいました!

私は午後から行ったのですが、時間があっという間に過ぎてしまうほど展示内容が充実していました。朝から行けば良かったと少し後悔しています…。
角川武蔵野ミュージアムの混雑具合は?


角川武蔵野ミュージアムは土日でもそこまで混んでいません。その理由としては、都内からのアクセスが少し悪いことも関係しているかもしれません。人が多くて本を読むことができない!ということもなく、椅子に座ってゆっくり本を読むことができます。本棚劇場は一時的に混雑することがありますが、20分おきに開演しているため、見逃しても次の会を見ることが可能です。
もっと空いている時に行きたい、という方は朝10時頃から入場するのがおすすめです。オープン直後は人も比較的少なく、混雑が緩和しています。全ての展示を見て周るのにも数時間かかるため、早めに朝から訪れるのがいいと思います。もっと空いている時に訪れたい方は、平日に行くのが最適です。リラックスして本を読むことができますよ!
角川武蔵野ミュージアムの所要時間は?
角川武蔵野ミュージアムの所要時間は約3時間かかります。チケットの種類にもよりますが、本棚劇場が観覧できるスタンダードチケットの場合、2時間~3時間程度で見て周ることが可能です。メインエリアの本の展示をゆっくり見て周る場合は、それ以上に時間がかかる場合があります。読書用のいすやベンチが用意されているため、室内でリラックスして過ごすことができます。
また、メインエリアに加えて、特別展も見る場合は4時間程度かかるかと思います。それぞれ見ごたえがある展示内容になっているため、ミュージアムに訪れる際は、午前中から遊びに行くのがおすすめです。本棚劇場は20分毎に開演され、だいたい15分程度のプログラムとなっています。
角川武蔵野ミュージアム概要
名称 | 角川武蔵野ミュージアム |
住所 | 〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
アクセス | JR武蔵野線「東所沢駅」より徒歩約10分 |
インスタグラム | https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum/ |
まとめ
今回は角川武蔵野ミュージアムはつまらないと評判?楽しみ方を紹介【体験談】をご紹介しました。
- 入場料金が展示内容に比べて高いという意見がある。スタンダードチケットはお手頃価格で購入可能。
- 本の分類が分かりづらいと言う人もいる。常駐スタッフに相談すると丁寧に案内してくれるため、初めての方でも安心して周れる。
- 専門的な本もあり、本に馴染みがない人には退屈に感じてしまう場合もある。
- 建築家の「隈研吾」が建築した外観は、近くで見ると非常に大きく写真撮影のスポットにもなっている。
- 本棚劇場のプロジェクションマッピングは見ごたえ抜群。
- 混雑具合は土日も緩和されている。特に朝や平日は空いている。
- 所要時間はスタンダードチケットの内容であれば、2、3時間で見て周ることができる。
いかがだったでしょうか?本をあまり読まない方でも楽しめる展示がいっぱいあります!ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
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